大木裕之(映像作家)主催のアートイベント




明日11月5日・20時より、大木裕之8ミリフィルム作品上映が、neoneo坐にてあります。

11/5〜7
「8ミリ映画祭秋」
@NEONEO坐
http://www.neoneoza.com/program/8mm_2010_autumn.html#program1


初日の明日11/5、
20時より、
「大木裕之8ミリ未公開作品初上映」プログラム
として
僕の初期の8ミリフィルム作品3本が上映されます。


●1、

『ただの風景』(1985、35分)

この作品は僕が21歳の時の夏、
6月から9月まで3ヶ月間、南アルプスの日本で2番目に高い北岳(富士山の次に高い山が「北岳」だ、って知らない人が多いのでは?)
の、標高2950mにある北岳山荘で住み込みのバイトをしていた時に、
全編北岳で撮影した作品。

イメージフォーラムに通う前の作品で、
市川崑ばりの細かいカット割りをしている劇映画部分と、
北岳山荘でのアルバイトのドキュメンタリーが混ざりあったかなりレアな作品で、

25年を経ての初公開となります!!


●2、

『SUITA ⅡⅡ』(1989〜1990、17分)

これは全くビデオにもおとしてないので、
たふん1990年のイメージフォーラムでの個展以来、20年ぶりの上映です。

写真のコマ撮りや合成マスキングなどのテクニカルな手法を駆使した僕としては非常に珍しい作品で、少年のエロティシズムを探求しています!


●3、

『主人公』(1990〜1991、26分)

この作品は
1991年「VIEWフェスティバル」で初上映された、これも「主人公」のいる劇映画作品で、
かなり評判が良くて、その後ベルリンやバンクーバーやマドリードなど世界各地で上映されましたが、8ミリフィルム作品ということもあって、
少なくとも日本ではここ15年ぐらい上映されてないと思います。

この作品もフィクションとドキュメンタリーが錯綜する、しかし丁寧な8ミリフィルムならではの
「非常に美しくセンセーショナルな作品」
と海外で批評されました。。


以上3作品、

3作品とも緻密な編集と演出がなされた短編中編で、

最近の僕の作品しかみたことない人にはかなり意外な作品群かもしれませんが、、

僕の別の面・・しかし本質・が表れていると思います。

3本まとめてみれる滅多に無い貴重な上映会ですので、

皆様に是非是非みていただきたい!!!


僕自身とてもひさしぶりに見る作品たちなので、、
見にきていただいたお客様のリアルな感想を聴けるのも楽しみです〜


料金は当日1000円。
上映後にカレーバーもやります

NEONEO坐は、
小川町駅、新御茶ノ水駅、淡路町駅から徒歩1分、
です〜
地図
http://www.neoneoza.com/information/map.html

ほんとにレア・コアな上映会なので、

よろぴろぴろぴろです!!

大木裕之

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